年の瀬

毎日毎日、少しずつですが大掃除が進んでいます。チョビチョビやるより一気に片づけた方が良いのか・・・とも思うのですが、年を取ったらこんなペースでやる癖を着けないと。

とにかくせっかちで・・・何か始めると周りが見えなくなる性格を直さないと。夢中にならないように心掛けるのは、試練を課しているように辛いのですがこれを克服しないと人間の幅が広がりません。

60を大分過ぎても向上心を持ち続けて・・・って、そんな大層な話ではなく、ただ単に健康に留意しているだけです。体力年齢に見合った精神年齢にしたい・・・って。

周りのお宅を見ると、まだまだ大掃除をやっていると思えるお宅はありません。よくよく考えると私が【せっかち】なので、大掃除を早く始めてしまったのかも。

テレビでは早くも正月時代劇ドラマの予告が流れています。今年は久しぶりに『見てみたい』と感じる物語でした。当代随一と私が考えている俳優【北大路欣也】の【白虎隊】・・・今年は楽しみだな。きっと泣きながら見る事になります。

時代も・・・私が好きな新撰組が絡むと【土方歳三】が必然的に登場します。新撰組の中でもこうしたドラマは、私の中では【会津モノ】ジャンルとして整理します。

会津での戦いの後、実に多くの歴史ストーリーが残されました。函館で旧幕府軍が降伏して、時代に幕が落とされたと思いがちですが・・・西南戦争まで会津の戦いは続くのです。

長くなりますが・・・旧会津藩士の中には東京警視庁の抜刀隊として、薩摩への報復戦と位置付けて戦った者も多くいました。今度は会津が官軍として戦ったと言えなくもありません。歴史とは本当に皮肉なものです。

新年はこうしたドラマ見て、箱根駅伝をみて、ラグビーをみて・・・お雑煮を食べて過ごすのですが、そのための準備期間が大掃除。これが終わらないと落ち着かない・・・毎年の・・・私の身体に沁みついた習慣なのです。