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歪んだ司法への挑戦

雑感

ホームページがあと10人ほどのアクセスで、カウンターがラッキーナンバー【44444】を示すことになります。1年に一度の事で・・・このままのアクセス頻度だと次回は2年後になります。今回の幸運を射止めるのはだれ?

光市の未成年者の犯罪に死刑の決定が下されました。被害者遺族の本村さんが頑張りました。ある意味・・・日本の司法と闘った13年だったと思います。
何度も何度も翻弄されて・・・悔し涙を何度流したことでしょうか、想像に難くありません。

死刑反対を主張する弁護士との戦いでもあり、被害者の人権にあまりにも無頓着な司法とのたった一人から始めた戦いでした。そしてついに【山を動かした】のでした。

それにしても死刑反対の弁護士たちのやり方は、あまりにも被害者の感情を愚弄していると思いませんか。『生き返らせるための儀式』『ドラえもんが何とかしてくれる』・・・被告の人格・精神年齢を未成熟と偽るための【入れ知恵】と私は断じます。

弁護士の死刑廃止活動は思想信条ですから良いでしょう・・・しかし正義や真実に背を向けてまで、廃止運動に利用するのは許せません。

そして学識高い法科大学院の大先生など多くの学者が、『この判決で少年犯罪への厳罰化に拍車がかかる』と懸念を表明しました。それで何がいけないのでしょうか。

未成熟な精神状態での犯行なので更生の可能性がある・・・と言うのが主旨だと思います。しかし無期懲役の判決で被告自身が言うように【7年で仮釈放】になったとします。この時も未成熟な精神のままだったら、司法はどう責任を取るのでしょう。

ヒフティ・ヒフティに賭けられる被害者遺族や、万が一再度の犯行に巻き込まれる善良な市民は悔しさを、どう忍べば良いのですか?

弁護士法は『被疑者の不利益』に対して、弁護士活動を厳しく制限しています。要するに容疑者・依頼者が有利になるように活動しなければなりません。また無罪を勝ち取る事によって自身の名声を高め、多くの依頼を得る事ができます。富と名声・・・。

ですから現行の法制度で弁護士は正義も真実も捨て・・・時には被害者の傷口に塩を塗りこんでも、勝ちに向かって突っ走ります。そうではなくて、真実を明らかにするべき・・・と思うのですが。

そんな弁護士に勝つために検事は、捏造でも脅迫でも・・・何でもやりますよ。それがドンドン司法を異常な状態にしました。権力に寄り添うと楽・・・と考える判事が増えました。
似非人権主義者の判事を量産しました。それはもう【法律バカ】と言われ、人間感情を推し量る事が出来ない無機的な知識の塊です。

日本の司法制度は本当に変でした。私はやはり【法律には心がないと・・・】と思うのです。今回の判決は歪んだ司法を、少しだけ正常に戻した効果があったと思います。本村さんは『だれも勝者はいない』と言いましたが、本村さんが一人で挑んだ戦いのお蔭で・・・多くの日本人が【正しい司法】【当たり前の判決】に希望を持つ事ができたと思うのです。

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