大渋滞の紅葉狩り・志賀高原
2008/10/12
数年前、白根山のレストハウスに駐車するための渋滞を、反対方向からのお陰で避けられた事がありました。平日なのにこんなに混んでいるのか・・・と思ったものです。その後は草津からの白根山を避けて万座草津道路などを利用していました。しかし逆にすいすい走れると火山ルートには車を停めて写真を撮る場所もありません。今まで白根山付近のまともな写真はほとんどありませんでした。
ここのところ出かけていないのでストレス解消のため、紅葉狩りに出かけることにしました。行き先は当然大好きな志賀高原で意見が直ぐに一致しました。今回は混雑を承知で草津から白根山に向かうこのルートを選びました。日曜で・・・しかも草津からという最も悪いパターンです。ですが渋滞で車が走れなければ写真も写せるだろう。
早朝に家を出たのですが高速で事故があり、渋川インターは8時になってしまいました。ここで大きく予定が狂いこれが一日のスケジュールに大きく影響する事になったのです。草津の道の駅手前で既に9時半になってしまい、ここからは延々と渋滞の中を進みました。途中トイレの必要もあり【ロープウェイ駅】に車を停め、5分ほど歩いて武具脱の池(もののぐのいけ)の紅葉を見に行きます。ベストタイミングで素晴らしい紅葉が池に写っていました。贅沢を言うと赤だけが強い紅葉が少し残念。
さらに渋滞の中を進みます。このきつい上り坂を進む自転車にも抜かれるほどの渋滞ですが、白根山の駐車場を過ぎれば車は流れるはずですからそこまでの辛抱です。狙い通りゆっくりしか進めない車から、写真はたくさん撮ることが出来ました。しかしここまでひどい渋滞とは・・・覚悟はしていたものの・・・呆れて腹も立ちません。白根山のお釜を目指す人の列がアリのように見え始めた頃、時間は12時半になっていました。
想像通り白根山を過ぎると車は流れました。しかし逆に楽しみにしていた〝のぞき〟付近の写真は1枚しか撮る事が出来ませんでした。今日は蓮池方面からの車も延々と渋滞していましたので、なおさら車を停める事など出来ません。車の運転をしながら妻にカメラの使い方を教え、文句を言われながらも写してもらったのが下の写真です。
発哺の手前で持参した昼食を取りました。今日は私の大好きな【お稲荷さん】です。コーヒータイムのあとはいよいよ一の瀬から奥志賀を目指しました。岩菅山の登山口付近、雑魚川の支流、焼額山など今がピークでした。しかしやっぱり赤だけが強い紅葉で、見た目にはイマイチ物足りなさが残ります。この日は山内町のイベントが行われており、早速訪ねてみました。このイベントも何回か遭遇しています。
山採りキノコを買ったりしていましたが、一番重宝したのは数年前に求めた【乾燥のオカラ】です。お湯で戻していろんな料理に利用しました。その後何回かこのイベントに遭遇する度に探しているのですが、巡り合うことはありません。
奥志賀ペンション村への道はさながら〝燃えている様〟な紅葉でした。
火山ルートは大渋滞でしたから帰路は中野~小布施~菅平~長野原~中之条~渋川と走りました白根山・草津・軽井沢を避けてコースを考えたのです。渋滞はしていませんでしたが、やはり回り道になりました。間で休憩も入れましたから、2時半に一の瀬を出発したのに前橋は7時近くなっていました。7時半には家に到着したかったのですが・・・前橋の市街が大渋滞だったのです。ちょうど祭りが行われており、警察の車両が一車線を占拠して規制していました。こんな行楽シーズンに車線を規制するなんて考えられません。祭りが行われるスペースを僅かに警察車両一台分、一車線分の5メートルほど縮小するだけで渋滞は避けられました。全く何を考えているのでしょうか。この渋滞に巻き込まれるのは、他県の観光客がほとんどと考えれば心も痛まないのでしょう。安全走行に供するための道路管理権限は警察に付与していますが、煩わしさを免れるためやあたかも自分の物と勘違いして道路を管理することを許したわけではありません。面倒でも・・・多少危険が増しても、そのリスクを自分たちの努力で軽減させるべきでしょう。権限に胡坐をかいていては主権者の支持を得られることは無いと気付くべきです。少なくても市街は車線を規制しているので迂回してほしいと知らせる義務があったはずです。