ブログも含め、ごゆっくりお楽しみください。

采配の違い

雑感

今日も朝から箱根駅伝。逆転を期待してテレビに貼り付けでした。でも東洋大学は強かった。完全に力負けでした。敵ながら【あっ晴れ】と認めざるを得ません。

柏原一人で優勝していたと言っても過言でなかった3連覇。しかし今回はチームの勝利と言うべきです。参りました・・・。

そこで・・・ちょっとテレビから流された情報からだけで、あれこれ推測してみました。部外者の戯言ですから、信憑性はもちろんありません。想像だけで勝手な事を言ってます。

今回の東洋大学は・・・昨年柏原が居なくなって4連覇の夢が途切れ、2位に後退しました。選手たちは柏原におんぶしていたとは思っていなかったはずで、3連覇は当然選手みんなで掴んだ栄冠だったのです。

しかし、実際に2位になってしまうと、厳しい雑音が聞こえてきたことでしょう。マスコミなんて売れれば何でも言いますから・・・。

そこで監督は今年のスローガンを【一人一人が1秒を削り出す】と決め、個々の力をギリギリまで引き出させる指導に心がけたそうです。当然選手一人一人の自覚・目標意識が明確になったと想像します。

選手が主役だと考えれば・・・こういう指導に帰結したはずで、なるほどと納得です。

一方、私が贔屓にする学校の監督は・・・と考えてみました。【名将】【名采配】という評価が頭にあったのではと思えてならないのです。

もちろん・・・私は極端にうがった見方をする人間ですから、極端な意見が多いと言うことを承知しておいてください。

どうしても・・・監督自身が自分の策に酔って策に溺れた・・・あるいは采配の妙を楽しんでいる・・・気がしたのです。

どんなところにどんな選手を起用するか・・・作戦はあっていいと思いますが、エースの投入する場所は当日の朝にエントリー変更する話ではないと思うのです。

せって競ってタイムが違うことは実際あるでしょう。競った結果実力以上の力が出る事もあると思います。でもそんな実力の裏付けのない事は、頻繁には起きないと思うのです。

山梨学院のようにアクシデントがあったケースは致し方のない事ですが、基本は練習の力を100㌣発揮させることが名采配なのではないでしょうか。

【知略家】をきどってあれこれ策を弄しすぎ・・・当日の選手はエントリー変更されるのではと疑心暗鬼に陥っているのではないでしょうか。

選手は箱根を走るためにそれぞれの学校に入学しています。エントリーされれば家族にも連絡すると思うのです。『走るかもしれない』と。ところがダミーだったらやる気が失せて当然では。

少なくてもエースが何区を走るかは監督の頭にあるはずです。そこにエントリーされて変更される選手の悔しさは【采配の妙味】では納得できるはずがありません。

選手は他力本願になり、自主性に欠け、与えられた課題だけに汲々とし、自信を無くし本番では失敗を恐れて力を発揮できない・・・そんな構図が透けて見えます。

選手一人一人に目的を理解させて個の力を引き出す努力・・・今年は16人に絞って強化を図った東洋大。

駒沢はエースが何区で走ろうと、一人一人の力で完全に敗けていました。大会当日の采配の問題ではなく、普段からの学生からの信頼の問題で敗けていなければ良いのですが・・・。

部外者が知りもしないで、軽々しく発言しました。ご容赦ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました