長い長い台湾旅行報告。もう飽きたと思いますけど・・・自分としては日記・記録ですので、途中で止めるわけにもいかず・・・もう少しお付き合いください。
この日も分刻みの予定ができていて、老人組は若者や子供たちの後を必死で追います。
中正記念堂は現在の台湾の祖とも言うべき蒋介石総統を祭っています。
ここの衛兵交替式が楽しみでした。
韓国でも景福宮の衛兵交代式を2時間待って、最高の場所で観た過去があります。
待つのはお手の物。
この日10時の交替式に間に合わず、見逃しました。
しかも間に合っていたとしても、人の波で頭しか見えませんでした。
そこで立ち入り禁止のテープが張られる予定の場所を1時間もキープ。
11時の交替式は10時45分ごろに、私たちの立っている位置にテープが張られました。
想定通りで・・・一番前の絶好の位置をキープできました。
総統の像の前まで進んで交替式を待っていた烏合の衆は、係の人と憲兵みたいな人に押し出されました。
それでも不満顔でテープより前にいる人は、怒鳴られて無理やり押し出されます。
中国からの観光客に一切配慮などしません。
結局、先を読んで1時間待った私たちが正解なのです。
その場所だと勘違いして総統の像の前に座ったりすると、衛兵が銃を台座に叩きつけます。
総統への不敬罪なんでしょうね。
ダーン! この衛兵の立っている台座がものすごく反響するようにできていて、最初は首をすくめるほどビックリします。
それ以外は衛兵は身じろぎ一つしません。
乱れた服装を隊長のような私服の方が直します。
台座を叩くたびにこれが繰り返されます。
この赤いロープより前に出たり、総統の前で座ったり・・・絶対いけません。
交替式の様子です。韓国のような鳴り物や旗などが無いので、意外にあっさりと感じるかもしれません。
日本の皇宮警察ももっとショー化した方が良いのになあ!
ショーとしては韓国の方が見ごたえがあった感じです。
電車に乗って今度は龍山(ロンシャン)寺へ移動。
山で怪我をした膝は唸りをあげて・・・辛いけど、あと少しの辛抱。
ロンシャン寺では膝をついてお参りするのですが、膝が痛いのに3体の神さまにお祈り。
三々九度のように3体で9回も立ったり座ったりですから・・・限界。
そしたら妻も娘も友達も・・・さっさと行ってしまって・・・迷子になっちゃいました。
それでもさらに13体の神さまに3拝してお参り。
最期に正面に戻って御本尊に線香をあげます。
門を入る時に左足から・・・とか、敷居は踏まない・・・とか、ルールがあるようです。
それにしても70歳になって迷子にされちゃって・・・みんな冷たいなあ。
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