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旅あれこれ 北陸・中部・東海16【瀬戸川と白壁土蔵街】

白壁土蔵の街・飛騨古川・・・【岐阜・飛騨】

2017/07/14

近年の町村合併で【飛騨市】として新たに誕生したが、もともとは飛騨古川。

伝統的建造物群保存地区に指定されていた関係で、昔から訪ねてみたい街並みであった。

何度か機会はあった。しかしわざわざ目的地にしない限り、通りすがりに寄れる場所ではなくて実現できず。

今回は福井の友に会う事になったのを機に、飛騨古川から富山そして福井へとのコースを考えていた。

壱之町のお堀で泳ぐ鯉
白壁土蔵群の中を清流が

古川は高山同様に江戸時代は天領である。水戸黄門によく出てくる悪代官がいたに違いない。

雰囲気を感じる白壁土蔵の街並みが続く。壱之町を縫って流れる瀬戸川のせせらぎは清冽で白壁土蔵群とよくマッチして、古い街並みと言うか城下町の雰囲気と言うか・・・しっかり感じることができる。

壱之町のメインの街並み

古川の街に入って行くと、古い街特有の道は狭くて家並みも整理されていない。どこに車を停めようか?

ところが駐車場を探すまでもなく市役所が駐車場を提供してくれる。ネットで調べてあったので向かう。観光客なら自由に駐車して構わない。

不安なので一応受付で確認すると『どうぞ、どうぞ。ゆっくり楽しんでください』と、何とも親切な対応。

散策コースは目の前で、駐車場の場所が実にありがたい。ただ観光シーズンになって、多くの観光客が来たらどうするのかなー?と余計な心配がよぎる。

散策から戻った時なども何度か敷地内で職員の方とすれ違うのだが、決まって皆さんがきちんと挨拶。

もちろん大人だからできないはずはないのだが、これが・・・なかなかできている自治体は少ない。

受付の方はさらに細かなコースの内容などを説明してくれて、どこを見学すればいいのかが良く理解できた。飛騨市の対応には観光客として敬意を表したい。

それは道の駅の掃除のおばさんにまで行き届いているから感心する。

あえて観光客にはこうしよう・・・と決めた事ではなく、地区の人たちの心の在り方なのかもしれないけど。

少なくてもわが市は職員に市役所で会っても、住民として敬意を払ってもらったり挨拶してもらった事が無い。

壱之町

市役所から歩いて壱之町方向へ。祭り会館からいよいよ目指す白壁土蔵の散策ルート。

瀬戸川沿いに進む。見事な白壁土蔵群が保存されていて、所々のお宅では玄関の壱輪挿しが風情を醸し出している。

実にしっとりとして、まさしく街並みに花を添えている。飾っているお宅に『あっぱれ』を挙げたい。

壱輪挿しが風情を演出
壱之町はさらに続く

一旦、三之町まで進んで、再び二之町へ戻るコースにした。

三之町は職人さんが多かったようで、商人の街とは少し違った独特の雰囲気。

弐之町に戻ると再び商家群の街並みで、ここに造り酒屋が2軒。

弐之町
同じく弐之町

白壁土蔵の街並みは、ほぼ瀬戸川沿いに限定されている。二之町の裏側も瀬戸川沿いのような白壁土蔵の感じなのかは確認していない。

飛騨市には道の駅が2つ。町村合併の影響で、合併したそれぞれの街の道の駅だったと思う。

このうちの国道沿いの道の駅に泊まることにして、街中のスーパーで買い物。こんなアドバイスも受付で。

道の駅で炊事だが、黙って水道を使うのは気が引けて、掃除のおばさんに『炊事用の水をもらいたい』と話した。

そしたら『洗面所の水なんか使わないでこっちのを使え』とわざわざ鍵を開けて炊事場の水道を使わせてくれた。昔、食堂が営業していたころの調理場と思う。

大きな出来事ではないが、こんな小さな心遣いが旅人をリピーターに替えること間違いなし。

飛騨古川は印象に深く刻んだ・・・街・・・だ。

旅をしているとこんな心遣いがやけに嬉しくて・・・思い出されるのは九州の【霧島市】と北海道の【倶知安町】。

町が生き生きとしている感じが、職員から伝わってくる。

弐之町にある造り酒屋
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