ブログも含め、ごゆっくりお楽しみください。

百名山・南アルプス

百名山・南アルプス

千枚小屋

今回の山行は南アルプスの南部に鎮座する【荒川東岳(悪沢岳)】や【赤石岳】を初めとして、荒川三山や小赤石岳などの3.000㍍峰を6座も登頂する超ハードな計画。ここまで待ちに待って・・・やっと実現に漕ぎ着けました。しかし時期が悪かった・・・?仲間三人でゆっくり登って来る途中の【駒鳥池】には感動でした。神秘的で・・・静かに眠っているようで・・・いつまでもこのまま残ってほしい空間でした。千枚小屋に到着して受付を済ますと【百枚小屋】が今夜のスペースとして割り当てられました。千枚小屋は2年前に火事で焼失し、現在はプレハブで営業しています。しかし宿泊棟である月光荘と百枚小屋は共に、ログハウス風のしっかりした...
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冬の南アルプスから帰還

朝の6時半、椹島発の東海フォレスト送迎バスに乗り・・・何の因果か秋晴れの素晴らしい陽気を自宅に戻るためにだけ使って帰ってきました。この天候が昨日であるなら・・・。明日からは天候が崩れるらしく、何より今日は妻の誕生日ですから、当初から【槍が降っても】帰らなければならない計画でした。それにしても椹島(さわらじま)は遠すぎる・・・延々と車がすれ違えないほどの山道を進むのですが、住所は一応【静岡市】だと言うのですから何だか腹が立ってきます。【静岡】のイメージとはどうしても一致しないんです。あらゆる場所が崩落し道路は通行止めで、362号で静岡市街から川根本町へ向かったのですが、この道がやけに狭い。3回も...
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南アルプスに出発

いよいよ南アルプスの縦走に出発します。天候・体調・時間そしてアクセス・・・すべての条件をクリアしなければならなかったので、ここまで押せ押せになってしまいました。かと言って全ての条件が整った訳ではなく、崩落して通行止めの道を迂回し・・・・・さらには2日後ぐらいには天候も崩れそう。でも山小屋が10日で閉まってしまうので、これ以上は待てません。最大限の努力を・・・・・土曜日は畑薙ダムで待機して日曜から登り始めます。なぜって・・・シーズン最後の土日ですから相当の混雑が考えられます。土曜日を外して計画しました。イモを洗うような山小屋の混雑はとても耐えられないのです。よく聞く話ですが・・・混んだ山小屋は布...
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南アルプス林道情報

今朝起きると・・・鼻が詰まって、喉が痛い・・・完全に夏風邪の症状。無理をしてこじらせても後々の山行に支障が出てはつまらない。思い切って諦め・・・そのまま再び眠りに落ちてしまいました。と、言うわけで本日の山行は無し・・・です。天気は上々、もったいない事・・・。夕べあれからネットで林道情報を調べました。10日からの山行に影響することが無いように祈ったのですが、残念ながら道は閉ざされました。改めて【飯田市の振興センター】で確認すると、易老渡への道は崖崩れで通行止めです。復旧の見通しは立っていないとの事。少なくても光小屋が開いている間の開通は無い・・・とはあまりにも無情。光小屋は9月19日に閉まります...
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高所恐怖症

昨日のブログの三伏峠小屋のカレーライスですが、実はアルバイトの女の娘が初めてカレーの注文を貰ったため、適正な量が判っていなかったようです。厚みのあるグラタン皿に盛り付けたため、物凄い量になったのだと思います。食べても食べても減りませんが、残しては悪いと思って無理して食べきったのです。登山をやっているのに【高所恐怖症】と言っても信じて貰えませんが、私はそうなのです。ですから必要以上に岩場に近づくことはないんです。たとえば長い事登山やっている人なら好きにしろ嫌いにしろ、必ず意識しなければならない場所が出てきます。穂高と槍ガ岳の間を歩くと・・・あの有名な【大キレット】が、また五竜岳と鹿島槍の間には【...
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塩見登頂

消灯から・・・予想通りあまり寝つかれません。2時間ほどうつらうつらしていましたが、難攻不落の塩見城には万全の体調で臨む必要がありました。そこでいつもの安定剤を服用です。当然、効果はすぐに表れたらしく、その後の記憶はあまりありません。そして何より確信できたのは隣の東京の方が、私が朝3時半に起きたら頭と足が反対になって寝ていたのです。私のイビキに耐えられず向きを変えたのだと思うのです。もっと確信できたのは・・・頭がすっきり・・・していたんです。まあ・・・言葉は悪いですが・・・妻が慰めにいつも言ってくれるのですが・・・『寝たもの勝ち』。改めてお詫び申し上げます。でもこの後この方とは下山するまで一緒だ...
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烏帽子岳からの眺望

何と南アルプスの登山口へ向かう道路(林道)はいたるところで崩落が起き、残ったルートは鳥倉林道だけ・・・と言うほど豪雨の被害は凄まじいものだったようです。実際に小屋で話していると『易老渡(いろうど・・・登山口の名称)に行けないから、こっちに来た』と言う人が沢山いました。おまけに静岡から畑薙ダムに入るルートも潰れていて、まだ復旧されていませんでしたから南アルプスはズタズタに引き裂かれた状態でした。当然残ったルートに登山者が集中するわけです。でも結果としては知らないで良かったかもしれません。知っていたら混雑を嫌って登山を中止していたでしょう。そしたらこれから報告する素晴らしい山旅に巡り合っていなかっ...
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塩見岳から帰還

詳しくは明日以降書きますが、とにかく素晴らしい天候に恵まれ360°の眺望を楽しみました。厳しいと言われていた岩場もそれほどではなく、高所恐怖症の私でも大丈夫なくらいでした。私は【水晶岳】の方が嫌だった記憶があります。山も良かったのですが、靴もトラブルがなく・・・足の豆も靴擦れも一切ありませんでした。今まで登山に必要な脚力以外のことで頭を悩めていたのですから、まるで別世界です。トラブルが解消され・・・山がこんなに楽しいと実感できたのは数年ぶりのことです。また多くの方と知り合いになりました。フランスからスペインまで巡礼で歩いた方、同じコースを予定している相棒のために、確りとお近づきになってきました...
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