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百名山・南アルプス

百名山・南アルプス

久しぶりに庭を

留守にして戻ってみると・・・庭の酷い事。とても見て見ぬふりはできないほど。一番高い雑草は背丈ほどになっている。セイタカアワダチソウのようなのが畑にもびっしり生えて。サクランボの枝には5・6カ所にアメリカシロヒトリの巣も見えています。名前は解りませんがコスズメガの幼虫が好む蔓性の草も、ヤマモモや山茶花の上を覆い尽くしています。誰も住んでいないような庭になっていて・・・さすがに今日から手を付けました。とりあえず葉から入って根まで殺す除草剤を散布。次に立木の剪定をして枝の間に風が通るようにしました。玉物の剪定、つる性植物を取り除き、枝を回収して、その後掃き掃除。ゴミ袋に入れたら雑草と剪定した枝で10...
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百名山・南アルプス

下山してみると

下山時に同行者が立木に頭を打ち付けて、がけ下に転落か・・・という事故のせいで、下山が1時間以上遅れたことは、また後日報告しますが・・・。下山して早速白樺荘で風呂に入り、ビールも注文して食事に・・・休んで夜遅く自宅を目指すつもりでした。ですが、何故か気になって・・・ビールに口をつける前に家に電話してみました。白樺荘は携帯が通じないので、ピンク電話からでした。妻が出て・・・『バーチャンが亡くなった』『どこの・・・?』『あなたのお母さんよ!』何とも百名山達成と引き換えたのは、母の命だったのか・・・。でも95歳ですから天寿を全うして、苦しまずに逝ったことを思うと・・・むしろそれで良かったと思っています...
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百名山・南アルプス

百名山達成

お陰様で達成です。でもこの道中もいろいろありすぎて・・・とりあえず急ぎの写真だけアップします。詳しい話は5日後ぐらいから、本格的にアップします。百名山達成について下山中の事故について過程で起きた驚きの話これから出かけるので、一時には無理ですからご了承ください。まず百名山達成。山頂にあまりにも早く着きすぎて写真を撮ってくれる人を1時間も待ちました。結局誰も現れずセルフタイマーになりました。要領を得ず失敗です。何も映らず・・・更に時間を延ばすとやっと足だけうつりました。さらに伸ばすとこんな道中を戻ってからアップします。そしてある方との約束の写真です。一日目に登った上河内岳からの絶景ビューポイント・...
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激走聖岳 3

登山口の畑薙への移動日を含めると4日目にして目的の聖岳に登頂。南アルプスは実に奥深く広大な山塊。達成感に包まれながら聖平小屋に向かいました。深田久弥の日本百名山、本州最後の登頂になるはずでしたが・・・数年前からちょっと手違いがあって・・・まだ一座残っていますが。その残りの一座も当然、今回ターゲットとしていました。しかし前にも言いましたが5日目からは天候が覚束なかったのです。そして予想通り聖岳下山の頃から、目の前の上河内岳は雲の中でした。『明日はダメだろうな~』ほとんど腹は決まっていました。浅井さんもご夫婦も、百間洞で知り合った若者もみんな今回の縦走はここでお仕舞と考えていたようです。聖平の手前...
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百名山・南アルプス

激走聖岳 2

前回は下ったコースを今回は赤石小屋から登って行きました。3時間ほどで赤石岳山頂到着。いかにも夏休み・・・高校生のグループや大學のワンダーフォーゲル部の学生などで山頂は賑わっていました。30分以上頂上避難小屋の陰で風を避けながら食事を・・・今回は喉を通りやすい行動食を工夫して、フルーツゼリーなどを沢山持ってきたので荷物が重い・・・18キロぐらいはあったと思います。赤石岳山頂から聖岳への縦走路に入ると一気に歩く人が減ります。赤石も聖も登山口から頂上を往復する人が圧倒的で、私の様に稜線を歩く人は極端に減ります。これが北アルプスと違う点だと思います。北アルプスは途中途中に施設が配置されていて、それほど...
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炎の激走 聖岳 1

登山に出発する前に殺虫剤で消毒したヤマモモ・・・殺虫効果があったようで新しく増えた虫の巣が見当たりません。しかも新しい若芽がドンドン増えて、緑で覆われてきました。もう少ししたら再度消毒して確実に駆除します。アドバイス頂いた鉄人さんには『感謝』です。さて今回の山旅に話は戻ります。今回登頂した峰々は【日本百名山】の赤石岳(二度目)と聖岳、そして【日本百高山】の大沢岳・中盛丸山・兎岳・・・3.000㍍級の峰々をコースとしてぐるっと回ったのでした。南アルプスの中でも特にハードなコースで、このコースを歩こうと考える人はある程度ベテランです。ですから知り合う方もほとんど山に精通していて、小屋での談笑も楽し...
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南アルプス縦走

35リットルのザックがパンパンになっても、まだ全部の食料が入ったわけではありません。前回の飯豊山登山の時、あまりに軽量化を意識したためほとんど主食だけしか携行しませんでした。大食いの私としては・・・何とも侘しい食事に、山の素晴らしさも半減したのでした。今回は自分で栽培したトマトや缶詰類、お酒は先日姉がお土産に持たせてくれた、紫波杜氏が鍛えた純米吟醸をペットボトルに移して・・・これは妻に内緒です。『何も山で飲まなくても良いでしょう・・・呑兵衛なんだから』って言われるのが目に見えていますので。ラーメンの日には餅のトッピングが付きます。天然酵母で日持ちのするパン、このパン食の朝はスタバのインスタント...
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辛い山旅が終わる

赤石岳の山頂にも避難小屋があり、イザと言う時にはここに逃げ込めるのが今回の山旅の強みでした。手前の荒川小屋から2時間、これから下る赤石小屋までも2時間で、何とか2時間を歩き通せば最悪の結果は避けられる位置なのです。体感温度はおそらく氷点下、風速は20㍍以上の風が稜線上で猛威を振るっていたのに、ひるまずに進めたのはこれらの小屋のお蔭でした。写真は赤石岳山頂にある避難小屋です。赤石山頂到着の時間は予定の12時半を少しだけ短縮しています。これから数時間一気に下る事を考慮して、風を避けられる所でエネルギー源をお腹に入れました。もう満足なモノは残っておらず、数片のドライフルーツとカントリーマームを数個胃...
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限りない寒さとの闘い

悪魔のように襲い掛かる冷たい北風・・・頬が切り取られるように痛んで・・・とうとう我慢できずに首に巻いていたウールのマフラーで覆面に。そのマフラーに垂れ落ちる鼻水が沁みこんで・・・更に冷たくまとわり付くのが余計に辛く・・・。このままでは家に風邪を持ち帰ってしまう事になりそうで、早く荒川小屋に向かって南斜面を歩きたい。幸いにして・・・目指す3.000㍍峰の【荒川中岳】も【荒川前岳】も僅かな時間で山頂に立つ事ができ、2座を一気に踏破した勢いで最終目的の赤石岳を目指しました。荒川小屋が見えてくると・・・お花畑を鹿の食害から守るためにネットで囲まれた斜面を通ります。ここを通り抜けるためには自分で扉を開け...
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小屋あればこそ

前夜、百枚小屋に泊まった方々の内、百名山のご夫婦と女性の単独の方は下山し、もう一組のご夫婦とイエネコさんと大石さん(仮名)と私はいよいよ縦走開始です。千枚小屋から千枚岳への登りは短いものの急登で、夕べあまり眠れなかった私は既に顎を出していました。汗が吹き出し・・・アンダーウエヤーはしっとりと濡れた状態。あまり濡らしたくないので体温調節のため雨具を脱ぐ事に。その間にご夫婦が抜いて行きます。ご夫婦は奥さんが健脚で、旦那さんは常に距離を置かれていましたが・・・二人は荒川小屋までほとんど私から離れずに歩いていました。結局、小赤石への登りで急ぎ足の私と離れてからは、再び会う事ができませんでした。無事下山...
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